日帰り鉄旅の限界

名古屋から日帰りでいろんな路線を制覇する人の旅日記。

1131Fを追いかけ名鉄特急を乗り回す!後編

前回、犬山橋で1131Fを撮影して満足してしまったのでとにかく名鉄特急を乗り回す事にしました。

詳しいことは前編を見てください♪

mytetsutabi.hatenablog.jp

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前回撮ったこちらの写真。

左側に写っている青い特急、ミュースカイに乗ります。

ミュースカイは、中部国際空港までのアクセスをみなう全車特別車の特急です。*1

名古屋から中部国際空港までを30分ほどで結びます。

また、神宮前から中部国際空港までは一切止まらない名鉄の最速列車です。

ミュースカイに乗車の際はミュウチケットと呼ばれる幻のポケモンカードミューチケットという座席指定券(370円)が乗車券に加えて必要です。



ミュースカイに乗ったら、混み具合がすごかったです。

特に、名鉄名古屋からは昼間なのにほぼ満席。

以前はそんなに混んではいなかったのに、今では立って乗車する人も出てきました。

どうりで2019年3月のダイヤ改正で早朝のミュースカイの両数が増えたんですね。



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中部国際空港駅です。

中部国際空港は、セントレアという通称があります。

中部地方(セントラル)と空(エア)をかけてセントレアです。

でもエアって空じゃなくて空気d(殴

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この列車は撮った時 回送と表示されてますがこれは新可児中部国際空港行きの準急です。

準急だから大して速い列車ではのにたくさんの人が降りてきました。

中部国際空港の需要が前より断然増えている気がします。

海外からスーツケース片手に来た人をかなり見たのでグローバル化が進んでいるなと感じました。



今度は、太田川駅に行きます。

太田川駅は、近年大改造されて3階建てになりました。

2階と3階でホームが分けられたので乗り換えが少し不便になってしまいましたが高速化にはなっているようです。

一般的にこの駅は太田川要塞と呼ばれています。

似たような駅は東京にも東の赤い電車蒲田要塞とかがありますね。

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太田川に着きました。

そしたらなんと、試験車がやって来ました。

何気に試験車も出会おうと思っても出会えないのでラッキーでしたね。

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やはり名鉄特急と言えばこれだなと思い、特急 内海行きに乗って内海へ行きます。

内海は、名鉄の駅で最南端の駅です。

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途中駅の知多半田駅です。

ちょっと歩いたところにJR半田駅がありますがそっちはすごいボロい歴史的です。

あと、この駅到着の際にどけよホーンが鳴りました。

どけよホーンは、名鉄の特急列車に搭載されている電気警笛のことで運転手さんの気分次第で鳴るのでなかなか聞くことはないです。

どけよホーンと呼ばれるのは、この警笛が「ど〜け〜よ ど〜け〜よ こ〜わ〜い〜ぞ〜」とかに聞こえるのが由来です。

また、初めてこの警笛を搭載したパノラマカーが踏切でダンプカーを鋼鉄の車体で粉砕☆玉砕☆大喝采させた事も起因してます。

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内海駅です。

個人的には名鉄の駅で一番寂しい駅だと思っています。

というか、この駅がある知多新線の駅は大体そうですけどね。

駅員どころか乗客もいない真の無人駅ですから。

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海風が吹いて余計寂しくて廃れた感じがします。

右隣のホームに至っては本数が少ないので閉鎖されてます。

しかし、内海で花火大会が行われる時はすごい賑わうそうなので是非行ってみてはどうでしょうか。

ちなみに、私の友達曰く花火大会の時も隣のホームが閉鎖されてたそうです笑

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次は、神宮前に戻ってなんとなく豊橋駅を目指します。

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同じタイプの車両(リニューアルされたパノラマスーパー)で豊橋へ行きます。

やはり、50分弱で豊橋に行けるって素晴らしいですね。

名古屋から豊橋までの主要時間は名鉄が数分勝っているそう。

JRがまだ本気を出してないとも言われていますが、、

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豊橋駅です。

駅名標を見れば分かると思いますが、JRの駅名標名鉄が足されているようになっています。

これは、名鉄がJRにホームを貸してもらっている羽目になっているからです。

以下その理由↓
戦前、名鉄の前の会社、愛知電気鉄道が神宮前から豊橋まで路線(今の名鉄名古屋本線)を建設した際 多額の費用をかけました。少しでもお金を節約するために豊川鉄道の吉田駅(後の豊橋駅)の線路とホームを一つ借りました。(※当時は本数が少なかったので線路が一つでも大丈夫だった) そして戦時中、豊川鉄道は国有化される事になり焦って名鉄は豊川鉄道を合併しました。が、何故かもともと豊川鉄道から借りていたホームと線路は国有化され、今はJR東海のものになってしまいました。豊川鉄道は現在はJR飯田線になっています。そういう訳で名鉄は、JR飯田線の線路とホームを一つ借りているという状況です。さらに、JR東海はこのホームと線路を貸す代わりに名鉄へ「豊橋駅に来る列車は毎時6本まで」という条件を要求しています。だったら名鉄が独自で名鉄豊橋駅をつくってしまえばいいじゃないかと思うかもしれませんが、JR東海は「そんな事したらうちの快速列車を130km/hで運転するからな(怒)」という態度なので当分無理です。仕方がないから、未だに名鉄はホームを借りています。

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さっきの列車は見送って、次の特急で今度は岐阜まで行って名古屋本線を特急で乗り通そうと思います。

ちなみにこの編成は1700系+2300系です。

1700系も塗装が全てリニューアルされました。

旧塗装と新塗装で違う車両に見えるかもしれないぐらい変わっています。

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途中駅の新安城

新幹線が止まる三河安城駅とは何の関係もありません。

そういった紛らわしいことがあったので新名古屋駅、新一宮駅新岐阜駅は名前の「新」がそれぞれ「名鉄」になりました。

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ばっさりカットしましたが名鉄岐阜に着きました。

1時間40分ぐらいかかっていると思います。

なお、名古屋から岐阜までの主要時間はJRが圧倒的に短く、JRの普通さえ名鉄の特急に勝っているという状況です。

名古屋〜豊橋はほとんどが愛知電気鉄道という一つの鉄道会社が造ったので線形もまあまあ良いのですが、名古屋〜岐阜は尾西鉄道、(旧)名古屋鉄道、美濃電気軌道などいろいろな鉄道会社が造ったので線形が悪いです。

また、名鉄岐阜駅の手前の線路がなぜかちょっとだけ単線になっていたりするのも遅い理由です。



この後は特に見所もなく帰れたので今回はこれにて終了!

結局1131Fを見れたのは午前中だけでしたね、、(ー ー;) と思ってTwitterを見たら新川検車区にいたとのことでした。


今回の旅の感想

とにかく、1131Fが見られてよかったです。

しかも、ミュースカイの2000系と隣り合っている写真が撮れて大満足。

名鉄特急を乗り回すのも楽しかったですし、よくよく考えたら1日で犬山、中部国際空港、内海、豊橋、岐阜を回れることにびっくりしました。

やはり名鉄特急は速いということを実感できた、快適で素晴らしい旅でした。(訳:これから予定している旅はこんな快適じゃないから覚悟するんだな)



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*1:実は、終電の時間帯に神宮前発 三柿野(各務原線)行きの中部国際空港を通らないミュースカイがあったりする。