総移動距離3000km超えの18きっぷ旅 塩尻編
前回の記事
前回は、飯田線制覇に向かったもののトラブルに巻き込まれたという話でした。
今回は、身延線を制覇しに行こうと思います。
まず身延線ってどこだよ
身延線は、中央線の甲府駅から東海道線の富士駅までを結ぶ路線です。
地味に需要がありそうでなさそうな、なさそうでありそうなよくわからない路線だと思っています。
この路線を名古屋・大阪方面から完乗しようと思うと、東海道線で富士駅へ→甲府に行って折り返すというルートを通る人が多いと言いますが私は違います。
私はこう行きます。
ちゃっかり、中央本線の支線も制覇する予定です。
熱帯地域を通りまずは中津川へ
まずは名古屋駅から、、
と見せかけて隣の金山駅からスタートです。
この多治見行きに乗ろうと思います。
本当は後発の中津川行きに乗るべきですが、多治見駅でうろちょろしたいので。
全く写真を撮らずに多治見駅についてしまいました。(^^;
ここでは太多線という路線があるので、それの車両をちょっと見てみたいと思います。(太多線は完乗済み)
この車両は三重県で運行される「快速みえ」にも使われています。
多治見駅前にはよくある気温計が設置されています。
4:22 と表示されていますがこれを撮ったのは6:45頃です。
朝にも関わらず26.3度ですし、きっと機械が暑さでいかれたのでしょう。(迷推理)
※多治見は、日本で一位、二位を争うほど暑い街です。
多治見からは未乗区間。
中津川行きに乗りましょう。
中津川駅に着いたら、ホームの反対側に松本行きがちょうど停車しています。
塩尻駅へ
中津川行きが10両だったのに、松本行きはわずか2両。
どう考えてもおかしい。
せめて4両あって欲しかったです。
というか、313系が松本に行くのも何か意外ですね。
観光客が意外にも多く、乗り降りがそこそこありました。
もう席はどこも埋まっていて座るところがなくなっていました。
立って松本方面へ行くのはつらいですから、席を確保できて良かったです。
やっと、塩尻駅に到着。
ここから4方面へ列車が発着します。
いくつもの山を通り過ぎた先がこのような大きな駅というのも、面白いです。
中央線支線
塩尻駅でいろいろ見て回りたいですが、まず先に中央線の支線を制覇します。
中央線の支線は、岡谷から塩尻を辰野経由で遠回りしている路線です。
本数が少ないのでうまく乗り換えましょう。
まずは支線を使わずに本線で岡谷駅にやってきました。
しばらく電車が来ないので岡谷駅の周りをあちこち見てみます。
駅は立派な造りでした。
ただ、奥にのはホームと線路だけなのでただのハリボテ感が否めません。
乗り入れている飯田線の列車に乗れば辰野まで行けます。
そうだ、あの石ころがなかったらここまで来られていたんだ、、
(詳しくは前の記事を参照)
これに乗って、辰野まで。
0番線から発車するそうですね。
私は、0番線を見たのは岡崎駅以外で初めてです。
辰野に着いたら待ってましたと言わんばかりの塩尻行きが止まっていました。
急いで乗り換えたので辰野では駅名標しか撮れていないです。
そして何もなく塩尻駅到着。
今回はここまでです。
今回は中央西線と支線を制覇できましたね。
お楽しみに。
総移動距離3000km超えの18きっぷ旅 大嵐編
前回の記事
前回では、豊橋から中部天竜まで行って少し散策を楽しみました。
今回はその続きです。
まずは天竜峡へ
さあ来ました天竜峡行きです。
乗ると、思ったより人が多く乗っていました。
飯田線を乗り通そうと思っていたのは私だけではなかったです。
このように、飯田線沿線はダムがあちこちあるので集落が水に沈んだりするのは珍しくありません。
実際、飯田線の線路まで水没して新しく線路を引いたこともあったそうです。
やはり天竜川は水が綺麗ですね。
飯田線はこのまま天竜川と同じところを通るので、ずっとこの川を見ることになりますが飽きません。
そして城西駅に到着。
文字が駅名通りに白っぽくなっていて笑えます。
列車は水窪駅へ。
ここで特急のすれ違いを行うそうですが、一向に来ません。
アナウンスで、次の大嵐駅ですれ違いを行うと言っていました。
トラブル発生
大嵐駅(おおぞれ)に着きました。
特急が遅れているらしく、全然来ないんですが、、
と思っていたら不吉なアナウンスが。
「この先 小和田〜中井侍間におきまして落石が発見されたため、この列車は当駅にて運転を見合わせております。」
ええええ?!
なお、駅の係員が現場を確認したところ問題ないとされて、遅れてた特急は平気な顔で落石現場を通り大嵐駅を通過した模様。
私が乗っていた普通列車は通してくれませんでした。
アナウンスによりさらに悪い知らせが。
「点検の係員が現場に向かっております。係員の到着は12:30を見込んでいます。なお、点検には2時間以上を要する予定です。」
何ぃぃぃぃ?!
やり場のない怒り・悲しみが吹き上がりました。
このまま帰れなくなるとまずい、、
そう思っても反対方面の列車は来ないですし、何せ山の中なので他の手段は無いのです。
仕方がないのでずっと待ち続けることになりました。
やはり、飯田線を乗り通してやる!!笑笑
などと飯田線を舐めていたのかもしれません。
こんな山間部(浜松市)で監禁状態に合うと、もう運も尽きて人生が終わった気分になりました。
私は待っている間、とにかく帰りたいと願っていました。
こんなに、孤独を感じたのは初めてです。
たしかに、同じ列車に乗っていた人は他に数十人いましたがそれでも寂しかったです。
そして3時間後。
「お客様にお知らせいたします。先程小和田〜中井侍間におきまして落石が発見され点検を行った影響により当列車は運転を見合わせておりましたが再開の目処が立ちました。」
キタアアアアア!!
ブログだとこんなにあっさり終わってしまいますが、とても辛かったです。
ああ、本当に良かった。と心から思える瞬間でした。
しかしまだ終わったわけではないです。
今度は帰らないといけません。
どうやら、この先の伊那小沢で対向列車に乗れるそうなのでそうします。
伊那小沢に到着。
急いで反対側の電車に乗りました。
そうして列車は小和田駅に停車。
小和田駅は、かなりの秘境駅で毎年多くの秘境駅ファンが訪れています。
人が訪れすぎているので秘境駅でないとか言うのは禁句です。
ここから先、家に帰れるのが確定して安堵したのか眠りにつきました。
総移動距離3000km超えの18きっぷ旅 中部天竜編
今週のお題「わたしと乗り物」
前回の記事
前回、18きっぷでの鉄旅の内容をざっと説明いたしましたので、今回はついに本番です。
で、まずどこに行くのかと言うと、、、
飯田線は、豊橋から辰野までを結ぶ長〜い路線で、それにも関わらず駅はかなり短い間隔にあります。
また加速と減速が多く、非常に疲れるので多くの鉄道ファンがこの路線に挑んできたのです。
そんな飯田線を、1日で制覇してやってくれるわ!!
とのことで、私は豊橋駅にやってきました。
さあここから、飯田線の旅が始まる!
ではでは発車時刻を確認しましょう、、、
名鉄が乗り入れる飯田線
前にも紹介したと思いますが、一応改めて説明します。
実は、名鉄は戦前にもともと私鉄だった飯田線の豊橋駅ホームと線路を借り運行を行っていました。
そして借りていた設備はいつのまにか国鉄のものになり、JRのものになって今に至ります。
ですので、豊橋駅で名鉄に乗った=飯田線に乗った と言っても過言ではないんですよね(笑)
まあ今回そんなことは関係なく(は?)、この中部天竜行きの普通に乗ります。(写真下手くそすぎ)
中部天竜へレッツゴー
1時間後に発車する天竜峡行きに乗っても良いのですが、せっかくなのでこれに乗ります。
最初の停車駅、船町です。
これと次の下地駅は一部の普通が通過します。
また、名鉄が線路を借りている区間にこの2つの駅は含まれているので、名鉄も通過します。
そこそこの利用者がいる、豊川駅です。
1時間に4本も運行されます。
需要があるのでここから豊橋までの短い列車が多くあります。
さあさあ豊川を過ぎればどんどん過疎になっていきますよー!!
ウヒャヒャヒャヒャーー!!(発狂)
列車は本長篠に止まります。
そうです。あの長篠の戦いがあったところです。
気がつけば車内はこんなにガラガラ。
この先もずっとこんな感じなんでしょうか。
そして湯谷温泉駅に着きました。
湯谷温泉、気になりますがそんな暇はないので先を行きます。
車窓がずっと緑ばっかりになってきました。
なぜこんなところに線路を通したのか不思議で仕方ないです。
いくつか家が見えてきました。
比較的人は多そうです。
中部天竜に到着しました。
中部天竜 散策
元々ここに、佐久間レールパークというのがあったそうですが、無くなりました。
今は代わりに、名古屋港の金城ふ頭にあるリニア・鉄道館があります。
天竜川をまたぐ、立派な赤い鉄橋がありました。
せっかくなので渡ってみましょう。
いくつもの山々、そして天竜川の透明な水。
日常から離れた、とてものどかな風景で心が癒されます。
おや?
あっちには吊り橋がありますね。(この写真だと見づらいですが)
あの吊り橋も渡ってみることにします。
ありました、ここから橋を渡ります。
グラグラするのかと思ったら、そうでもなかったです。
むしろ、チョウやらハチやらがブンブン飛び回っていてそっちの方が嫌でした(苦笑)
こっちから見る景色も良いですね。
山の緑と 空や川の青に、赤い鉄橋がよく映えています。
今回はここまでです。
中部天竜までやってきたわけですが、次回は岡谷を目指します。
しかし、まさかのトラブルが発生します。
次回もお楽しみに。
総移動距離3000km超えの18きっぷ旅に行ってきます 準備編
こんにちは。
よくよく考えたら3ヶ月ほど鉄道の旅に行ってないことに気づいた私です。
青春18きっぷ
さて、いきなり本題に入りますが、夏休みシーズンということでJRから青春18きっぷが発売されましたね。
一応軽く説明をしますと、
青春18きっぷ(以下18きっぷ)は、JR全線の普通・快速列車が5日分(5人分)乗り放題になる切符です。
同じ行定ならば、複数人での使用が可能です。
1枚11850円で、一回分が2370円と非常にお得なので私のように路線完乗を趣味とするものにとってはまさに神とも言えます。
ちなみに、切符は青春18きっぷという名前ですが購入に年齢は関係ないのでご安心を。
今回は、この18きっぷで旅をします。
で、早速買ったわけですが、、、
実はこれ、熱転写の切符です。(スネ夫が自慢をする時に流れる曲が頭を流れ始める)
と言ってもわからない人が多数だと思うので説明しますと、
切符には主に2つの印刷方式があり、その熱転写というのと感熱式というのがあります。
最近では感熱式の方が増えているのですが、感熱式は15年経つと印字が消えてしまいます。
そのため、ほぼ永久的に保存がきく熱転写は人気なのです。
熱転写で印刷する券売機は、東海エリアに多く残っておりちょうどJR東海が置き換えを表明したところです。
私は、大府駅にその券売機が有ると聞いたので、そこで買いました。
なお、その後 大府駅の券売機は置き換えられたそうです。残念。
短いですが、今回はここまでとさせていただきます。
「え?旅はどうした?」と思った方はタイトルをご覧ください。
準備編です。
大体こういう説明をパート1で説明して長くなるので分けました。
読んでいただきありがとうございました。